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旅行部門が始まりました!

モルディブでの起業生活、継続中。

気付けば、このブログの更新がかなり減っていた。
忘れていたわけではなく・・・、

実はこの度、旅行事業部門を始めました!
というわけで、そちらのブログも立ち上げたのと準備やらなんやらで、こちらに来る余裕がありませんでした。

ビジネスパートナーが前々からしたいと言っていたんですが、リゾートではなく、ローカル島のゲストハウス滞在型のツアーを企画・実施したいとのこと。

モルディブと言えばリゾート!!
リゾート大好きな私としてはあまり魅力を感じることができず流していたのですが、年末にローカル島のグラドゥに2泊3日で滞在した時がめちゃくちゃ楽しかったのです!

協力隊時代の配属先は首都マレでしたが、仕事やプライベートでローカル島に行くことは度々ありました。
でも思えば、そのローカル島でシュノーケルに行ったり、ボートに乗って魚釣りに行ったりといった、旅行っぽい滞在はしたことがなかったんですよね。

ココナッツオイルを生産するためココナッツを削ったり、商品梱包したり、夕日を見に行ったり・・・
協力隊時代は日本語を教えたり、教え子の家に行ってごちそうになったり、その島の協力隊の活動を見学したり・・・

と、逆に観光では体験できないことをしながらローカル島に滞在してきたわけなんですが、ツーリズムの観点からローカル島をプロモーションか・・・。
と、自分が楽しんだことがないのにピンと来るはずもありませんでした。

それを知ってか知らずか、年末に自分の生まれ故郷であるグラドゥへのモニターツアーを企画。
グループ旅行でワイワイ、サンセットフィッシングにいったり、サンドバンクにいったり、シュノーケルをしたり。
リゾートと比べても遜色ないアクティビティ、ローカル島ならではの距離の近さやカジュアルさがあり。
ローカル島でモルディブの海を大満喫したわけです。

リゾートももちろんお勧めです。
グループで行っても楽しいと思います。
夜は海の上のバーでお酒が飲めるし(ローカル島はイスラム教のためお酒はなし)、御馳走だし、ビーチは常に掃除されていてきれいだし、水上コテージでまったり”何もしない贅沢”ラグジュアリー感を楽しめます。

リゾート、ローカル島のゲストハウス、どちらも経験した上で、あえてローカル島滞在の利点をあげるとすれば・・・

1.滞在費用がリーズナブル
2.作り上げられたモルディブではなく、本来のモルディブを垣間見ることができる
3.お一人様、グループ旅行や家族でも気軽に楽しめる
4.料理体験や島の人の暮らしを見るなど、リゾートではできないことが体験できる


気になるのは、モルディブは全部リゾートのような雰囲気であると思ってローカル島に滞在し、低い評価をつけている観光客が意外に多くいること。

例えば某人気旅行サイトを見ていると、

1.お酒がなかった!
→モルディブの国教がイスラム教ということを知らずにモルディブに来た模様。
リゾートは特別に許可されていて、また高いライセンスを取得しているんです。
(だからすべてが高いんですが・・・。)

2.ゴミが落ちてた!汚い!
→住民島ですから・・・。
人が住んでいるところにゴミはありますし、あとは残念ながら日本ほどゴミに対する高い意識がありません。
リゾートは常にハウスキーピングがビーチの掃除もしていますね。

3.ゲストハウスにGが出た!
→高級ホテルにもGは出るかと・・・。実際に出たことあるし・・・。

4.スタッフがフレンドリーじゃない
→これはゲストハウス側も意識を変えなければならないと思います。
ただ、リゾートは組織化された大きな組織。グローバルに展開している高級リゾートが参入していることが多い。
当然、スタッフへの教育が徹底しています。
言葉は悪いですが営業スマイルですね。
ローカル島ゲストハウスのスタッフは、良くも悪くもモルディブ人気質がそのまま出ます。
モルディブ人、もちろんいろいろな人がいますが基本的にそこまでフレンドリーな人は実は少ないと感じています。
シャイで初対面の人とはあまり話したがりません。
特に女性は、知らない人(特に男性に対して)は話しかけれたり、自発的に話すことを嫌がる人もいます。
ムスリムの考え方のようです。
これは性格というよりも文化。
ただ外国人を向かい入れるゲストハウスなので、このあたりは改善は必要ですね。

5.ローカル島までの交通が不便!
スピードボートの手配ができるゲストハウスがほとんどです。
ただチャーターのため、高いです。
リゾートへの移動もスピードボートですが、ほぼ他ゲストとの混載になるので価格が抑えられているんです。
(それでも高い@@ですが)
旅行費用を抑えたいならば、ローカルフェリーで気長に行くしかないです。
逆にそれを楽しめるといいですね。

6.思ったより物価が高かった!
→モルディブは漁業と旅行業以外の産業は育っておらず、食料をはじめとしたほとんどのものを輸入で賄っている国です。
必然的に物価が高くなります。
国民も皆、キュウキュウです。
インドやスリランカから近い国ということもあり物価が安いイメージがありますが、モルディブは物価は安くないんですよ~!!
生活用品やサービスに関しては、観光客だからとぼったくっているわけじゃないんですね。
必要経費が高いんです。


そんなわけで、旅行部門。
モルディブ初の現地発着ツアーの企画・催行会社です。

ブログ更新中!
http://ccmtours.exblog.jp/

どうぞごひいきに!

by maldivesjapanese | 2016-02-27 20:31 | 起業日記